【その言葉、誰のためですか?】他人は変えられないと知るべき

日常ノート

あの人のために色々アドバイスをしているのに全然聞き入れてくれない。
子供が言うことを聞かない。

・・・それって本当に相手のためを想っていますか?

この記事では「他人は変えられない」という考え方を紹介します。

他人は変えられない

「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」
カナダの精神科医、故エリック・バーン氏の言葉として有名です。
この記事では言葉の一部である「他人は変えられない」の部分を主に取り上げています。

あなたのその言葉は誰のためのもの?

あなたは本当に相手のことを想っているのかも知れません。
私はそこを否定するつもりはありません。

ただ、どう受け止めるかは相手次第なのです。

伝え方一つで反応も変わるのではないでしょうか。
「あなたのためを想って・・・」なんて発してしまった日には、いかにそれが本心でも相手の心は離れてしまうでしょう。

あと、この部分の1行目に「~かも知れません」とあえて記述したのですが、あなたが自分の欲求を満たすために他人に行動を強いている可能性もあります。
無意識というのは恐いものです。
絶対にそれはないと言い切れるでしょうか。 

人間関係別にみてみよう

ここでは人間関係別に私の考えをつづっています。
親子関係については、私は親になったことがありません。
そんな奴の戯言には興味ないという方はスルーしましょう。 

友人関係の場合

伝え方がうまくなかったり、自身の欲求を満たしたかったりした場合です。
学校などの閉鎖的な環境でない限り、相手はあなたから離れていくでしょう。
自分に対して不平や不満をぶつけてきたり、こうした方がいいからお前もこうしろなんて言ってくる相手をどう思いますか?
ウザいですよね。
そんな人間と一緒に居たいと思いますか?
思わないですよね。
そういうことです。

親子関係の場合

親が子を思うあまり、ついつい口やかましく世話を焼いてしまうというのはよく聞くお話です。
私は独身で子供はいないのですが、その気持ちはなんとなく分かる気がします。

「そんなこと言われなくても分かってる!!!」

と反発されるたびに、(またやっちゃった・・・)と反省される方も少なくないのでは?
「親はなくとも子は育つ」とはよく言ったものですね。
(正しい意味、ご存じですか?)

※親子は他人じゃないという話になると論点がズレるので、ここでは触れません。
ただ、世間では親子も他人というのは珍しい意見ではないですよ。

心配という感情の本質

私は心配という感情は、わが身可愛さに生まれるものだと思っています。
何かあったら自分が辛い思いをする。それは嫌だという感情です。

「そんなことは分かっている」という方もいれば、「お前はどこまでひねくれているんだ」と感じる方もいると思います。

どうとらえるかはあなた次第です。
ただ世の中にはこんな考えを持つ人間もいるということです。
こうした考えを持つのは多分私だけではないでしょう。

本当に相手の事を思うのなら、「信じる」という選択肢もあるのではないでしょうか。

職場での人間関係

職場での人間関係は立場によって複雑で、企業によっても方針が違うと思うので詳しい記述は避けます。
(特殊過ぎて今の私では扱いきれないというのが本音)

ただ部下を持つ方の場合、指導を行う上で、
一歩間違えばパワハラになるし、かといってナメられても困る。
上司からのプレッシャーもあるし・・・。
ジレンマどころか三重苦に陥っている方もいると思います。 

一般的には、頭ごなしにするのではなく、指導の前に部下の言葉に耳を傾け、信頼関係を構築することが重要だと言われています。
これらを取り入れることで、いくらかは改善できるのではないかと思います。

お前(マルベリー)はどうなの?

さっきからエラそうに講釈たれてるけど、お前はどうなんだよという声が聞こえてきそうです。

アリーナ
アリーナ

自意識過剰だよ

私は基本的に自分の考えを他者に押し付けることはしません。
誰もが自分で納得した道を選び、生きていくべきだと考えているからです。

もちろん例外もあります。

  • 自分や身近な人間に危害が及ぶ可能性があるとき
  • 誰かが他の誰かに対して考え方を押し付けようとしているのを知った時

です。

前者についてはあえて説明する必要はありませんね。
後者については、身近な人間の場合です。
さすがにそれより外側の人間関係に対してしゃしゃり出たりはしません。

ではこのブログでの発信は?
こんな駄文をわざわざ読みに来て下さる方は、私にとって内側の存在と言えますよね(^_-)-☆
(しかし実際に子供が出来たら考え方が変わるかも知れません。)

アリーナ
アリーナ

今更保険をかけても無駄だ

まとめ

今回は「他人は変えられない」というテーマでお送りしました。

相手の気持ちをしっかりと考えて想いを伝える。
これはすなわち相手に対して自分が変化しているということです。

想いは確実に存在するのにそれが相手に伝わらないのはつらいですよね。
つい思ったことを言ってしまう前に、自分の中で1度考えてから発することができれば、相手のことをわずかでも変えられるのかも知れませんね。

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