私たちは物心ついた時から保育園や幼稚園、小学校に通い、日々教えられます。
何の違和感もない。
親も周囲もずっとそうしてきたから。
しかしあるとき不意に気付く。
「あれ?」
そんなあなたに向けて記事を書きました。
勉強する理由が分からないのは、手段が目的になっているから
「勉強しなければいけないのはなんとなく分かるけど、何のために勉強するの・・・?」
そんなあなた、勉強が目的だと錯覚していませんか?
勉強は目的ではなく手段である
勉強はあくまで目的のための手段です。
例)
- 英語で会話したいから英会話を学ぶ
- ホームページを自作したいからHTMLを学ぶ
中には変わった目的を達成するために勉強した方もいらっしゃいます。
ホリエモンと聞いて知らない方はあまりいないと思います。
彼は東京大学に入学したことで知られていますが、受験した理由は上京するためでした。
最初は私立大学も含めて検討していたそうです。
しかし仮に早稲田大学や慶応大学に受かったとしても、金銭面で親に否定される可能性があるため、東京大学を選んだそうです。
日本の最高学府である東京大学ならば、有無を言わせず認めさせられると考えた彼は、猛勉強の末、見事合格します。
彼にとっては天下の東大ですら、自分のやりたいことを叶えるための手段に過ぎなかったのですね。
分からないのは学校や周囲の環境のせいでもある
手段の目的化を招く要因です。
特に10代後半までの多感な時期に、周囲にこれを教えてくれる存在がいるかどうかで大分変わるのではないでしょうか。
中にはそういった教師や親などの大人もいるのかも知れませんが、そうでないことも多いでしょう。
そういった存在に限って単に「勉強しろ」と口やかましく言ってくるだけなのです。
私もかつて父親に、なぜ勉強する必要があるのか尋ねたことがあります。
「どんな人間になるかは周囲のレベルによる。だから高いレベルの大学に行った方がいいからだ。」
という返答でした。
朱に交われば赤くなると言いたかったのだと思います。
間違いないとは思いましたが、どうにもしっくりこない感覚でした。
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今となっては言い訳に過ぎませんがね
資格試験の勉強も同じ
独占業務のある資格だと分かりやすい
独占業務とは、その資格を有していない者がしてはいけない仕事のことです。
医師の仕事をするのに医師免許が必要であるといえばイメージしやすいですね。
その仕事をするために勉強するという構図があれば、目的も手段もはっきり分かります。
私の失敗経験
私は過去に病的な気まぐれから司法書士試験を受験しようとしたことかあります。
しかし結局受験申込みすらせず挫折。
登記などの業務がしたかったわけではなく、持っていれば世間的に印象がいいかなくらいの理由でした。
勉強自体は楽しかったのですが、長続きはしませんでした。
そもそも目的が他人軸では当然の結果ですね。
まとめ
今回は、勉強はあくまで目的を達成するための手段であるというお話でした。
大学受験の場合、その学校に行って何がしたいのかまで決まっていると勉強に身が入りますね。
もちろん特化した目的があるのなら専門学校に向かうのもアリですね。
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過去に戻ってやり直したい!!!!!