こんにちは、マルベリーです。
みなさんは趣味が無いことで困った経験はありませんか?
「趣味はなんですか?」
初対面の相手から受ける典型的な質問です。
これに対して困った経験はないでしょうか?
「無趣味です」と返答してもいいのですが、なんだかぎこちない空気になりがちです。
趣味の1つくらい持った方がいいのかと思い悩む方もいるでしょう。
ですがその必要はありません!
この記事では趣味を無理に探すべきではない理由について解説します。
趣味を無理に探すべきでない理由3つ
1.趣味がない人は珍しくないから
2023年2月の時点の調査によれば、趣味が1つもない人間は35%いるとのことです(調査対象は3,617人)。
つまり3人に1人は趣味がないことになります。
(出典:野村総合研究所未来創発センター「データでみる日本人の幸福なライフスタイル」)
趣味を持っている人に比べると数は少ないですが、特別に少ないとは言えない数字です。
あなたが自分だけ趣味を持っていないと考えるなら、それは間違いということになります。
2.時間を消耗するから
趣味には時間が必要です。
お金が必要なものも多いです。
もしあなたが現状の生活に満足し、不自由なく暮らしているのなら、わざわざこれらを消費してまで何らかの趣味を見つける必要があるでしょうか?
3.単純につらいから
現在の自分に無く、それがなんなのか分からない状態で、探し続けるというのは苦痛です。
それが人生に必要不可欠であれば別かも知れませんが、果たして趣味は該当するでしょうか?
そもそも趣味とはなんなのか?
趣味の定義とは?
辞書によると、
仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。
goo辞書「趣味(しゅみ)」の頁より
と、あります。
趣味は崇高な存在ではない
趣味というとある程度の期間継続しなければならないとか、誰かに自信を持って言えることでなければならないと考える人もいると思いますが、ここには要件として挙げられていません。
もしかする趣味って、そこまで厳格な要件を求めていないのではないのかもしれません?
そう考えると、無趣味な人って、物事を難しく考えてしまう傾向があるのかもしれませんね。
私の場合
何を隠そうこの私も、趣味に厳格な定義を求めてしまう人間でした。
自作PCを組んだり、庭で野菜を育てたりした経験がありますが、自作PCは完成させてしまえば、しばらくは中身をいじくる必要はないですし、野菜作りに至っては既に飽きてやめています。
なので自作PCに関しては継続性がない、あったとしてもたまにケース内のホコリを除去したり、数年に一度パーツを新調するくらい。
野菜作りに至っては既にやめてしまっている。
ということで、どちらも趣味には該当しないと判断していました。
しかし、辞書に従って考えると、
- 自作PCが趣味
- 野菜作りは趣味だった(過去形)
ということができますね。
あなたも既に趣味を持っているのでは?
無趣味と公言していても、既に多くの趣味を持っている可能性があります。
もちろん辞書に書いてあることが全てではないので、あなたが「断じて趣味ではない!」というのならその意見は尊重します。
ですが、少しでも自分が楽しめているのなら、それは趣味と呼べるのかも知れません。
「読書」や「音楽」のように、カッチリとジャンル分けされているものである必要はありません。
まとめ
今回は「趣味は無理に探すべきではない」というテーマで考えました。
趣味が無くても自分を責める必要はないですし、既に趣味と呼べるものを持っている可能性もあります。
覚えておいてほしいのは、趣味は自分自身の楽しみのためのもので、他人に見せるためのものではないということです。
あなたにとって大切な何かが見つかることを祈っております。