こんにちは、マルベリーです。
みなさんは、
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勢いで仕事を辞めてしまったけど、次はどの仕事に就こうか。
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なぜやりたいことが見つからないんだ・・・。
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ろくな求人がない・・・。
といったお悩みを抱えていませんか?
苦しいのは、あなたが「無意識に雇用を前提に生きている」からかも知れません。
私はあなたに自分自身の道を、納得した上で歩んでほしいと思っています。
この記事を読めば、あなたが現在置かれている状況や意思決定について、真剣に考えられるようになるでしょう。
あなたが無意識に雇用されることを前提に生きている理由
あなたは無意識に雇用を生活の前提としています。
これまでの人生で、それ以外の選択肢を想像したことがあるでしょうか?
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そんな選択肢があることくらい知っている!
という反論はあるでしょう。
しかし知っていることと、自分の身に置き換えて考えることは全く異なるのです。
では、なぜあなたはそのような状態なのでしょうか?
雇われる以外の選択肢を選ぶことが難しいから
あなたが無意識に雇用を前提に生きている理由は、それ以外の選択肢を選ぶことが難しいからです。
もっと言ってしまえば、取り巻く環境があなたをそうさせてしまっているのです。
豊田自動車の豊田社長が終身雇用の難しさを発言し、注目が集まったことは記憶に新しいです(2019年5月13日の会見にて)。
また、「いい大学を出て、いい企業に入って・・・」といった表現が揶揄され、皮肉として使われつつある昨今でもあります。
にも関わらず、なぜ未だ就職して働くことが当然ともいえる空気が漂っているのでしょうか?
それは日本が未だに右へ倣えを重視するお国柄だからです。
個性は潰される環境にある
現代ではIT技術が急速に発達し、独立して事業を始めた人の成功体験や、有用な考え方が数多く発信されています。
テレワークも浸透し、場所を選ばず働ける可能性も見えてきました。
ですが、あなたはどこか遠い国の出来事であるかのように感じているはずです。
「自分には関係ない」
と無意識に考えているのでしょう。
しかし、これはある程度仕方がないとも言えます。
テレビをつければ転職を促すCMが毎日のように放映されているので、「自分の状態を良くするために転職しよう」と更に雇用されることに目が向くでしょう。
(政府としては30年間変わらない賃金の問題を、自己責任とすることが出来て丁度良いでしょうね。)
またこの国は失敗した人間にとても厳しいので、組織の中で安定した状態で居たいという考えに至るのは当然かも知れません。
そもそもこれだけ情報があふれ、多様な価値観が生まれていても、未だに学歴を過剰に重視したり、公務員が安泰だと言われたり、「結婚して子供を育てて一人前」といった価値観が根強く残っているのです。
そんな状態にあっては、他者から外れた考えを持ったり、ましてや行動することは困難と言えるでしょう。
私もかつて雇用されることを前提に生きていた
(前置きとして祖父の話を最初にします。)
私の実家は個人事業の電気屋を営んでいますが、始めたのは祖父でした。
それまで祖父は、遠方の酒屋に出稼ぎに行って生計を立てていました。
ですが早朝からの過酷な労働の割に、手取りの金額が少ないことを不満に思っていたそうです。
そのうち、「こんなことなら自分で商売した方が儲かるのではないか」という結論に達し、20歳そこそこで電気屋を始めました。
(ちなみに父が継いでいます。)
この話は生前の祖父によく聞かされていました。
そんな環境で育ちながら、私は大学を出てすぐに地元の金融機関に就職しました。
自営の家を継ぐのは大変そうだし、量販店に負けそうだし、金融機関なら世間体もいいかな・・・
といった漠然とした理由でした。
結局その後、15年くらい辞めたり勤めたりを繰り返すことになります。
(経験自体は無駄ではありませんでしたけどね。)
ですからあまり偉そうな物言いは出来ないのですけどね。
自分がどの状態にあるのか確認しよう
しかし環境に甘んじていても仕方が無いということは、あなたもよく分かっていると思います。
現在のあなたはどの状態でしょうか?
- メリットもデメリットも理解し、雇用されている。
- 周囲もそうしているから、仕方なく雇用されている。
- 雇われる以外の選択肢を取り、行動を起こしている。
- 雇われる以外の選択肢を選びたいが、動けずにいる。
ここまで記事を読んでいる時点で、おそらく1番や3番の人はいないでしょう。
もしいるなら、よっぽど変わっているか、私の見解に興味があるのでしょうか?
4番の方は勇気を持って行動してみてください。
統計を取ったわけではありませんが、私は2番の方が一番多いのではないかと考えています。
そういった方は、他人に自分の人生を預けているという自覚がないのだと思います。
10年後のあなたはどんな人生を歩んでいますか?
視野を広げて人生の決断を下そう
さてここで、論点を勘違いして欲しくないので言っておきます。
私はこの記事で、「ぜひ脱サラして独立しましょう!」と訴えているわけではありません。
また、雇用されることが間違いだと言っているのでもないです。
冒頭にも書きましたが、納得した上で生き方の選択をして欲しいと考えているのです。
あえて雇われる選択をしたからと言って、人生を他者に預けるわけではないですし、それは一つの生き方でしょう。
あなたに環境に流されてなんとなくした行動を、後悔して欲しくないのです。
まとめ
今回は、「あなたは無意識に雇用を前提に生きている」というテーマにお話ししました。
私たちを取り巻く環境は、個性を発揮する上では難しいものであると感じます。
しかし、それが自分で選択をしなくても良いということにはなりません。
厳しい世の中ではありますが、あなた自身が納得できる人生を歩めることを祈ります。
では、また別の記事で!
おまけ:祖父がしてくれた「好きなこと」の話
祖父は、「好きなこと」は人生の大きな助けになるとよく教えてくれました。
祖父は子供の頃から機械を分解するのが好きで、酒屋に通っていたころは、雇い主にラジオを組んであげたりしていたそうです。
少年時代は家の鍋を溶かしてはんだごてに改造し、激怒した父親から燃え盛る薪を投げつけられたこともあったそうです。
電気屋になると言った時も、母親から、
「ワレがすってもねえわ‼(訳:お前なんかに出来るわけがない‼)」
と言われていたそうです。
その後2人とも、当時まだ珍しかったテレビを嬉しそうに観ていたそうです(笑)
というわけで、私は祖父の助言に従って、大好きなブログを始めたのでした!
おわり!!!