次を決めずに会社をやめまくった私の体験談

日常ノート

次が決まってないけど、会社をやめたいな。
世間では次を決めてからやめた方がいいっていうから、我慢した方がいいんだろうか。

こんな悩みを抱えている人はとても多いと思います。
ちなみに私は4度の転職を経験しておりますが、その全てにおいて、次の職が決まらない状態で退職をしております。

この記事ではそんな私が自身の体験談を語ります。
(これは私の体験ですので、真似をしてあなたが上手くいかなくても私は責任を一切持ちません。)

次を決めずに退職してもなんとかなっている(今のところ)

次を決めずに退職してもなんとかなっている

これが結論です。
私は過去に4度転職をしていますが、1度も次が決まった状態で退職をしたことはありません。
それでも何とか就職でき、現在に至っております。

どうせそれはあんたが優秀だったからだろと思う方もいるかも知れませんが、誤解です。
私は浪人した揚げ句、俗にいうFラン大学に入学し、ネットゲームにハマりすぎて留年をした人間です。
パチンコ中毒になって借金を重ねた経験もありますしね。

次を決めずに退職した理由

理由は簡単。
次が決まるまでなんて不確定な時間を、もう1秒もいたくない企業で過ごしたくなかったからです。
あと、ちょっとダラダラ過ごす時間が欲しかったということですかね。
別に「自分は世間の考えにとらわれない!」とか考えていたわけではありません。

一応、世間で言われている「次を決めてからの方がいい」という理由は分かっていたつもりです。
離職期間中は収入がゼロになりますし、次が決まるまでの期間だって分からない。
また、企業からすれば離職期間がある人間を一般的に不審に思いますからね。
デメリットが多いですね。

アリーナ
アリーナ

ホントに分かってたのかよ

私の無計画な退職と再就職の歴史

1社目→2社目

最初の転職はアラサーになってからでした。
大学卒業後になんとか地元の企業に就職でき、5年近く勤務しておりましたが、ブラック過ぎてやめました。
完全週休二日制の企業でしたが、サービス残業やパワハラ、無給の休日出勤や奉仕作業など、いろいろありました。

やめてからは半年ほどゲームをしたり、遊びまくったりしていたのですが、無職でいることがだんだん不安になり、転職エージェントを利用して再就職しました。
(この転職により、地元を離れ遠方へ)

ちなみに全部がパチンコによるものではないですが、この時点で借金が約500万円ありました。
(車のローンと奨学金もあった)

アリーナ
アリーナ

お前はアホなのか・・・

マルベリー
マルベリー

まあ済んだことですし(笑)

アリーナ
アリーナ

ブラックだったのには同情するが、行き当たりばったりにも程があるぞ!

2社目→3社目

2社目の企業にも5年ほど在籍していました。
1社目に比べると自由度の高い仕事で、直行直帰スタイルのお仕事。
休日出勤など一切ない所謂いわゆるホワイト企業で、しかも前職と比較して年収が150万円ほどアップ。
私は待遇に大満足でしたが、不満を持っている同僚はそれなりにいました。

マルベリー
マルベリー

私は前職がひどかったので、なに贅沢ぜいたく言ってるんだって感じでした

しかし問題は、仕事がとてもつまらなかったこと。
一時は「俺はなんのために生きているんだ・・・」と考えすぎて精神が病んでしまいました。

そんな中、すでにこの2社目の会社から同業他社に転職していた元同僚に相談したところ、
「ウチ、結構いいから受けてみなよ」
と誘ってもらったため、すぐに退職届を出しました。
それが1月下旬。
遅いと来期が始まって面倒だと思ったので、3月末に退職できるように動きました。
お察しのとおり、この時点では同僚に紹介してもらった会社にはまだ申し込みすらしていませんでしたが。

結局4月からその会社に入社したのですが、それまでの短期間はウジウジもしていました。

過去の私
過去の私

待てよ、違う企業とはいえ同業種。

今つまらないと思ってる仕事をまたやるのか?

新しい道を探した方がいいのでは?
いやでももう退職届出しちゃったし・・・

 

マルベリー
マルベリー

不安は的中することになりました

アリーナ
アリーナ

お前はアホなのか・・・
(2回目)

マルベリー
マルベリー

ま、まあ・・・2社目のおかげで借金は100万円台まで減ったし・・・

3社目→4社目

3社目は半年ほどで退職しました。
結局不安は的中し、2社目と仕事内容はほぼ同じ。
しかもベテランのパワハラを受け、精神が持ちませんでした。

それから1年の離職期間に突入します。
やりたいことも全く分からなくなっており、金があるわけでもないので実家に戻って引きこもり状態に・・・。

マルベリー
マルベリー

帰省ならぬ寄生ってやつですね!

アリーナ
アリーナ

言ってて悲しくならないの?

離職期間中は家業を手伝いつつ、わずかな貯金と失業保険を食いつぶしながら生活しました。
その時の私が悩んでいたのは、自分にはスキル(手に職)がないということ。
これまでの仕事で何かしらあるはずなのですが、当時の私は自分には何もできないと感じていました。

既に30代半ば、転職するのにも即戦力のスキルを要する求人が多く、途方に暮れていました。
同時に、これまでの転職がなんとなくでもうまく行ったのは、単に若かったからだと身をって知ったのです。

1年の間、ヤバいと思いつつ転職活動をたまにしてみたり、やっと内定が出た企業を「やっぱり違う」と蹴ってみたり、かなり迷走をしていた時期だったと思います。

最終的に、気まぐれで大学時代に取得していた技術系の資格(最終合格率50%~60%くらい)を活かせる仕事を見つけ、地元の企業に就職しました。

4社目→現在

4社目には1年ほど勤務しました。
田舎の企業だったので、30代半ばの私でも年齢は下の方。
その点では気持ちは楽でした。

しかしやはり田舎にはブラックが多いんですね。
詳しく書けませんが休日出勤の多い会社で、平日も帰って寝るだけの日々、かつ肉体をかなり使う仕事だったため持ちませんでした。
(出入り業者いわく、君は持った方とのこと)

そして4度目の無計画な退職。
またしても数カ月死んだような生活をしてしまいました。
自分は生きていても仕方ないと感じたり、学生時代や楽しかった頃のことを不意に思い出して悲しくなったりと、危険な状態だったと思います。

そんな時に出会ったのがブログでした。
ブログを始めたのは人生で5度目ですが、過去の失敗体験や、これまでの人生で少なからず学んだことを記事にしていると、時間を忘れて作業をすることができました。
自分にとってこれほど夢中になれたのは、パチンコを除けばゲームくらいのもの。
私は30代後半にして、ついにやりたいことを見つけられたと思いました。

この文章を打ち込んでいる時点で、5社目の内定を得ることができている状態です。
やりたい仕事ではないですが、これを受ければ少なくとも生活はできそうです。

 

でもいまだに思うのです。
これは生きるために仕方なくする仕事。
ただ生きながらえ、両親や周囲を安心させるためだけに働く人生に意味なんてあるのかと。
(ちなみに私は独身です。)

ただ、希望が無いわけではありません。
世はコロナ禍で副業への関心がさらに高まっています。
私は現在すでに開始しているブログに加え、WEBライターの仕事も始めます。
収益が生まれるかどうかなんて分かりませんが、自分の意志で生きたいと思っています。
これから私の雌伏しふくの時が始まります。

アリーナ
アリーナ

まだ就業規則も読んでないんでしょ?
副業禁止だったらどうするの?

そもそも時間はあるの?

マルベリー
マルベリー

そんなものは知らん!

とがめられたらまた退職するのみ!

時間は作る!

まとめ

今回は私が無計画に退職を繰り返した体験談をまとめました。

特に精神が弱っている場合、無理をして次の仕事が決まるまで我慢する必要はないと思っています。
結局自分自身が責任を負うだけなので、世間にどうこう言われても関係ないはずです。

この記事を読んで「こんな奴でも生きてるんだ」と気楽に考えてもらえたら、うれしく思います。

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