【逃げ癖】逃げ続けるのもそう悪くないかな

日常ノート

「そんなわけねーだろ!」って反応が簡単に想像できるタイトルですね。

別にあなたの気を引こうとしてふざけているわけじゃないんですよ。

この記事では現在無職の私がそう思う理由について書いています。

逃げ続けることも悪くないと思える理由

落ちるところまで落ちないと状況に気付けないから

逃げ続けた先にあるものは何でしょう。

どん底です。

まともな人間なら途中で引き返します。

ですが私のようにこの立場になるまで置かれた状況が分からない人間もいるのです。

私の場合、現在37歳無職・子供部屋おじさん・未婚・彼女無し。

4社目の会社を辞めてから現在4カ月が経過しました。

この間ずっと再就職活動を行っていたわけではなく、

ダラダラする→気まぐれで応募するが落ちる→ダラダラする→また応募するが落ちる

という流れ繰り返していたらあっという間に時間が経っていました。

そんなことをしていると、段々お金が無くなります。

大して貯金があったわけでもなく、あっという間に無くなりました。

しかし自営業者で金のない両親にせびる訳にもいきません。

返済途中のカードローンに再び手を出し、クレジットカードのリボ払いも使いました。

そしていよいよ後がなくなりました。

月末にはまたローンや奨学金、保険やクレジットカードの支払い日がやってきます。

(やばいやばいやばい、どうしよう。動くのが遅かった。)

しばらく頭がぐるぐる状態になり、ベッドに倒れこんで天井をぼーっと見ていました。

頭では分かっているつもりでしたが、現実にその状況に置かれたときの絶望感は想像以上でした。

この時、私は自分が置かれている状況を身をもって知ったのです。

身の程を知ることができるから

自分が置かれている立場に気付くと、もう見栄やプライドなんて言っていられません。

他人から見れば歴然なのに、弱い自分を認めるということは私には簡単ではなかったのです。

脳裏に今となっては苦い記憶が蘇ります。

この4カ月間、私には少なくとも3度のチャンスがありました。

それぞれ業種の異なる3つのお仕事について、3人から1件ずつお誘いや紹介を受けていたのです。

1人は前職の関連会社の社長さん、あとの2人は友人でした。

しかし私はその全てをことごとく切り捨てました。

「俺にその仕事をしろって言うのか?」

友人の1人とは飲み会の場だったので、直接この言葉を口にしてしまいました。

もちろんあとの2人はそんなことは言いませんが、心の中は同じ事を考えていました。

該当するお仕事をされている方に大変失礼なので仕事内容は書けません。

身の程もわきまえず、よくそんな愚かな対応ができたな。

今ならばそう思えます。

新たな道を模索することに繋がるから

現状を思い知らされ、身の程を知った後は嫌でも行動するしかありません。

染みついた安い見栄やプライドは1度に簡単に捨てられるものではないですが、本来の自分を受け入れつつ、道を模索するのです。

ここが本当のスタート地点だと思います。

過去には絶対に戻れないので今から始めるしかないんですがね。

まとめ

人間誰にだって嫌なことや辛いことから逃げた経験はあると思います。

でもどこかのタイミングで踏みとどまって行動するしかなくなります。

タイミングは人によって違うのでしょうが、それが早いか遅いかだけの違いです。

これが遅い人は苦境からの再出発になりますが、これまでの経験は決して無駄にはなりません。

(私はブログのネタにしています。)

等身大の自分を認めつつ、1つ1つ前進していきましょう。

おまけ

ちょうどこのブログを書き始めた日に、今回の内容にぴったりの曲を見つけたので紹介します。

私としては運命を感じた1曲です。

それではまた。

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