「過去は変えられる」の真意とは

日常ノート

私は時々ひねくれたワードを検索してみることがあります。

「未来は変えられない」と検索してみた時に出てきた言葉が「過去は変えられる」でした。

こんな検索をした自分が言うのもなんですが、変わった言葉を発して注目を浴びたい人間がいるんだなと感じました。

しかし妙に気になったのでそのまま色々と調べてみました。

今回はこの言葉にまつわる内容です。

「過去は変えられる」の真意

【過去の事実は変わることはないが、過去の事実に対して現在の自分がどういった価値を見出すかは変えることができる。】

というのがこの言葉の真意でした。

だったら最初からそう言えよと思いました。

ただ、ちょっと考えてみたんです。

例えば「過去にどういう意味を見出すのかは自分自身です」という記述がネットにあったとして、そこまで気になっただろうか・・・と。

そう考えると、最初は奇をてらっているようにしか思えなかったこの言葉に対して、すがってみたい気持ちが生まれたんです。

過去に戻りたかった私

私はこれまでに数多くの失敗をしてきました。

勉強しなかった浪人生活、大学留年、パチンコによる借金、無計画な退職。

何度過去に戻れたらと考えたことでしょう。

「目を閉じて開けたら俺は高校時代に戻っている。」

「神様、20年前に戻して下さい!無理なら10年前、いや5年・・・。」

なんてやったのは1度や2度じゃありません。

その都度現実に引き戻され、ため息をつきます。

考えるのは過去の楽しかった時のことばかりです。

人生の意味についても考えました。

そして人生に意味などないという自分の希望に合うネットの記述を見つけて安心するのです。

自分の過去を変えるためのブログ

「過去は変えられる」

この言葉は今の私を肯定してくれていると感じました。

私は自身の半生の失敗談や、それで得た教訓を公開する当ブログを運営しています。

訪れて下さった方に、

「同じ境遇の人間がいるんだな」

「こいつに比べたら自分はまだマシだな」

「お前の自業自得じゃねーか、バーカバーカ!」

といった具合に、安心してもらったり、ストレスを発散してもらえたらいいな。

あわよくば稼げるかも知れないし。

という思いつきから始めました。

生きる意味を見出せずにいた3度目の離職期間中、なにかやっている実感が欲しかったのだと思います。

しかし、やっていることが本当に意味があるのかという迷いは常にありました。

そんな中出会ったこのフレーズは私に自信を与えてくれたのです。

まとめ

さて、今回は「過去は変えられる」というキーワードについてお伝えしました。

自分が忘れたいと思っている過去に意味を持たせることができれば、きっと人生は好転します。

ただ、世の中には自己の意思によらず想像を超える苦境を味わったり、体験をされている方も多いと思いますので、万人に受け入れられるものでもないのかな、と思ったりもします。

あくまで考え方の1つとして捉えて頂けると幸いです。

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